植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

都市農業

カヤツリグサ

夏草の中で目立つのはイネ科とカヤツリグサ科の植物である。どちらも縦にスジがある長い葉を持ち(単子葉)、花びらの無い花を付ける。日なたを好み、畑の雑草として猛暑の下で盛大に繁茂している。ちょっと目を離すとこいつらがはびこって困らされる。 カヤ…

ゴーヤ植え過ぎ

真夏の太陽光がキツイ。夏野菜の中で今一番元気なのがゴーヤ(ニガウリ)である。植えたのが遅かったのでようやく収穫1号だ。ユニークなデコボコのある実は、よく見ると緑色の玉石(ぎょくせき)のような透明感がある。 数年前、同じNPOの人が作ったものをい…

トウモロコシ

夏野菜は今、旬。自分たちで栽培したものをもいできた。皮を残して500ワットでレンチン5分。「いい色だな」ガブっと…「甘い!」。拍手!

梅雨の終わりの大雨

昨日、援農のNPOの研修農園で作業をしていたら急に大雨になった。画像は温室から見た外の様子だ。風を通すために開けてある窓から、大粒の雨だれがほとんど連続して落ちている。ビニールの屋根に当たる雨の音も凄まじい。 スマホをいじっていた人が「30分で…

種の消失ミステリー

先月のことである。急に思いついて枝豆を植えた。プランターは大型のものを使い、土も野菜用の新しいものを用いた。足りなかったので市販の黒土を上に足して、早生種の枝豆の種(大豆)を蒔いた。ところが2週間たっても芽が出ない。様子を見るため一か所掘っ…

大雨の後の空

多摩丘陵の援農でナタネの収穫をした。黄一色だった広い菜の花畑が今は白っぽく乾燥した実の塊に変わっている。これを刈り取り、シートの上で実の中の種をたたき出して殻を取り除き、フルイがけして種を集めるところまでやる。場所が急斜面なのですべて人力…

タラノメ

研修農園の脇の土手にタラノキが生えていることは以前紹介した。トゲの無い種類で、最初は惑わされたが、独特の美しさのある花や実で楽しませてくれた。冬は葉や花穂が落ちて、棒のような樹形になっていた。 今の時期になってようやく見たことのある姿になっ…

ホトケノザと麦畑

研修農場の一角に小麦の畑があり、これまで数回麦踏みをした。今日は寒風が吹きすさんでいるが、画面向こう側の麦は、数日前の温かさで急に大きくなったような気がする。陽光に葉が光って逞しいものだ。同時に、隣の空きスペースに生えていた雑草のホトケノ…

スイセン2021

空は灰色の雲に覆われてどんよりしており、時折薄日が差すだけである。北風が強く吹き付ける。 多摩丘陵にある研修農園。白菜などの冬野菜が残っているだけで殺風景だ。こんな時でも作業は色々ある。圃場の真ん中で、寒起こしといってスコップで土起こしをし…

冬野菜の収穫

私の属している援農のNPOの研修農園でとれた冬野菜である。白菜のむき出しの葉は枯れており、泥がついて見栄えは悪いが、表面の枯れた葉を取れば、つやつやした葉が出てくる。 ウチの農園では原則農薬を使わず、自前の堆肥を大量に入れてよく耕し、土を豊か…

シャクチリソバ

このところずっと小春日和である。先日は晴天の元、ソバの収穫の援農をした。ソバの花は9月下旬が見ごろであったが、今は実に変わっており、枯れ始めていた。 さて、画像の花は圃場の周辺の斜面に群落を作っていたものだ。花だけ見るとソバそっくりであるが…

マルバアメリカアサガオ

多摩丘陵の畑の片隅にツルを広げて咲いていた。花は直径2㎝ぐらいで、ラッパ型をしており、浅く五裂して先がとがる。まさに小さなアサガオである。花は薄いピンクとブルーが混じったような微妙な色である。花後はガク片が反り返る。 よく似た類縁のミニアサ…

アイの実

タデ科らしい植物が畑の片隅にある。野草のイヌタデよりずっと大型で50㎝以上ある。これは何だろう?と思ったら、藍染めに使うアイであった。草木染め愛好の方が栽培されているものだ。 タデの仲間は花びらがなく、紅い花被(ガクのようなもの)が開いて雄シ…

ハマスゲ

菅(スゲ)はカヤツリグサ科などの総称で、スガとも読む。画像の植物はもともと海浜に生えていたものであり、そのためハマスゲの名がある。大型の芝といった感じで地面を覆っていることが多く、秋には画像のような赤茶色の花穂を出す。噴き出している白い毛…

カナムグラの雄花と雌花

漢字で鉄葎。鉄のような強靭なツルで、それが生い茂って絡み合っている様子(むぐら)が名前の由来だ。研修農園の草取りを少しサボっていたら、隅の草叢から溢れ出して畑を浸食していた。ツルを触るとザラザラした固い毛が生えていて、引っ張ると強い抵抗が…

ミョウガの花

圃場の片隅のヤマザクラの大木の日陰にミョウガが植えられている。生姜そっくりの葉で1mぐらいになる植物だ。茎の先に花は咲かず、根元に花蕾を出す。これがいわゆる食べるミョウガだ。そろそろ時期だなと思って見たが何もない。どうやらすでに収穫されてし…

ザクロソウの花

夏場の畑の草取りはまったく大変で、どうせ大きくならないからと小型の草はいい加減になる。この植物は非常に小さく、草丈3,4㎝になるともう径2㎜以下の極小の花や実らしきものを付けている。畑の雑草としてずっと気になっていた。5月ぐらいから姿を見せ…

ミウラダイコン

普通の青首大根と違って根の中央部が膨らんだ紡錘型をしているので、引き抜くのは大変だ。気を付けないと折れてしまう。収穫に手間がかかるため、名前の由来の三浦半島でも現在はほとんど作られていない。 NPOの研修農園でとれたもの。画像は抜きたての泥付…

オヒシバとメヒシバ

夏から秋にかけての雑草といえばこれ。日当たりがよくて土があればあっという間に生い茂る。すぐ野菜畑に入り込むので都市農業には大敵である。見た目も緑一色だし乱雑に折り重なっているのはいただけない。 題名の二種類は一緒に生えていることが多いので、…

ハキダメギク

この画像は数か月前のもの。夏の間はいつでも咲いている。暑さの中ですぐ大きくなり、今は一抱えもある株になっている。除草の時は簡単に引き抜けるのだが、そのたびに種がこぼれるらしく…。また生えてきてキリがない。しかも2,3センチの小さな株にも花が…

何の花?

正解はヘクソカズラ。花弁にフリルがついていたり、赤紫のグラデーションで正五角形が浮かんでいたりで、正面からのアップには不思議な魅力がある。花の内部が毛におおわれているのは今回拡大して初めて知った。 最近雑草の話ばかり書いているが、これまた厄…

ヤブガラシ

笹薮を覆って枯らすと言われるほどの雑草。街の至る所に生えているが、近場ではあまり幅を利かせているのは見たことがない。こうみえてブドウ科である。 変わった花なので以前から気になっていた。 子供の頃「やいとばな」と言っていた覚えがある。関西では…

ワルナスビ

外を歩くと陽差しが強すぎて景色が白トビして見える今日この頃。暑中お見舞い申し上げます。 この花はナスとよく似ている。白または薄い紫色をしており、洗濯した綿のシャツみたいで涼しげだ。まあ鑑賞の対象にならなくもない。しかしこれが困った雑草なので…

ゴマの花

ゴマは誰でも知っているが、元の植物や収穫のことを知っている人は少ないと思う。 花はパステルカラーの薄紫色で、花の形にはシソの仲間の特徴がある。花の後は小さなオクラみたいな実になる。中に種、つまりゴマ、が入っている。 収穫は9月頃である。1メー…

インゲンマメの花

花芽が伸びてきて次々と咲き続ける。新しい花が咲くと前の花が黄色くなる。今後は実が急速に伸びてくるので、収穫が楽しみである。 子供の頃、サヤインゲンのゴマ和えを母がよく作ってくれたが、美味しいとは思えなかった。何故味のないサヤを食べなければい…

ピーマンの花

ピーマンは身近な野菜だが、その花は意外と知らないものだ。小さな白い花で、下を向いているので目立たない。拡大するとこんな感じ。 夏野菜に多いナス科だ。花弁は5~7枚で、紫色の雄シベが突き出している。ちなみにトウガラシやシシトウの花とはそっくりで…

ホトケノザ

今の季節には、一斉に草丈を伸ばし赤紫の花を付ける。シソ科特有の唇(くちびる)にたとえられる花は、拡大すると実にユニークな形と模様であることがわかる。丸い葉が仏様の蓮の台(はすのうてな)に見立てられて「仏の座」というそうである。葉の中央の紅…

ミチタネツケバナ

名前の通り大量に種をつける、最近よく見かける雑草だ。普通のタネツケバナと思っていたが、似た外来種である。雑草取りの時、プチプチと音を立ててサヤが割れ、根を引き抜いた穴に種が飛び散る。これではわざわざ種を蒔いてやっているようなものだ。 昨年1…

鎌倉野菜

3年ほど前鎌倉に行った時、市農協即売所というところで店頭に並んでいたものである。この建物は駅からほど近いのだが、外観は昭和の市場という感じで目立たない。しかし画像のように、置いてある野菜は大変カラフルでユニークだ。センスはいかにも「鎌倉」…

キンモクセイ

今の時期、キンモクセイの甘い香りは印象的だ。思わず木を探すのだが、なかなか見つからない。それくらい花そのものは大変小さくて地味だ。接写で思い切り拡大してもこの程度である。但しこのオレンジクリームみたいな色合いと香りは印象がぴったりだ。 近く…