2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
(オニユリ 自然公園の遊歩道) ある日のこと、うちの狭い庭の片隅に植木鉢のカケラみたいなものが地面から顔を出していることに気がついた。掘り出してみると、手に収まるぐらいの大きさの土器片であった。泥を洗い落すと独特の縄目模様が現れ、縄文土器だ…
ヒメジョオンは初夏の頃に一度紹介した。猛暑の中最近もよく見かけるが、どうも以前と印象が違う。全体に華奢になり、花も小さくなっているように思う。 但し、花がずっと咲き続けたためか、咲き終わった花も一緒になって、面白い画像になった。星雲の中の星…
(白花のキキョウです。ちょっと怪しいものを感じる。) 小田急小田原線沿線の街は、現在は明るくオシャレな場所であるが、一昔前は人気(ひとけ)が無くて寂しいところも多かった。駅も長年の人いきれで薄汚れていた。交錯したであろう悲喜こもごもの様々な…
画像は私の住んでいる街の変哲もない夕暮れの空の情景である。夕焼け空の残影と、電線の交錯が面白いと思った。 よく見ると自動点灯の街灯が点いていない。街灯は点いたとたんに光が当たっているところ以外の周りが闇に沈み夜に変わる。街灯が壊れていると、…
最近多摩丘陵で見つけたヤマユリの群生である。猛暑の中見る人もなく咲き誇っていた。 土地の人によると、昔はもっとたくさんあったが、目につくところは皆取(盗)られてしまい、今はあまり残っていないという。しかし街でもこの花はほとんど見かけないので…
薬師池公園(町田市)に家内とハスの花を見に行ってきた。このところ猛烈に暑い日が続くので早朝である。それでも散歩の方や写真を撮っている方がいて、結構にぎやかだった。 ハスの花は独特の紅色に縁どりされた淡いピンク色である。葉の鮮やかな緑との対比…
里山にヤマユリが咲き始めた。一か月前はどこにあるかわからなかったが、茎がシュルシュルと伸びてきて、ポンとびっくりするような大きな花を咲かせる。その力強さで、まさに盛夏を感じさせる花である。 多摩丘陵近辺はユリの種類が豊富だ。ヤブカンゾウは今…
梅雨明けして夏草の季節だ。援農では草取りが主となる。薬を使わないので、炎天下の除草は大変である。しかも、一週間前に小さな芽だったものが、もう作物と同じぐらいに伸びておりいやになる。 「雑草という名の植物はない」と昭和天皇は言われた。生物学者…
以前、神奈川県秦野市の郊外で仕事をしていたことがある。ある早春の夕方、私は駅行きのバスを待っていた。バス停は、山裾の高台にあり、秦野盆地を囲む山々が一望できた。その向こうに富士山がきれいに見えた。ちょうどそこに陽が沈み、澄んだ空に光で縁ど…
6月1日付の、砂金採りのパンニング中に気付いた微小な金属球についての続きです。 最近、「微隕石探索図鑑」なる本が出ていることを知った。少々高かったが、すべて地表で見つかる微小な球体についてなのにもかかわらず、驚くべき写真の連続であった。 それ…