植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ハキダメギク

f:id:M_majipan:20190903075948j:plain

 

 この画像は数か月前のもの。夏の間はいつでも咲いている。暑さの中ですぐ大きくなり、今は一抱えもある株になっている。除草の時は簡単に引き抜けるのだが、そのたびに種がこぼれるらしく…。また生えてきてキリがない。しかも2,3センチの小さな株にも花がついている。ひたすら花を付け続けるのがこの雑草の繁殖戦略のようだ。

 そのためか花も簡略化されている。黄色いモールにクシ型の白い花びらを5枚つけただけ。花びらも3枚分が一緒になっていて省略した感じ。野ギクなどの花を思い切り粗製乱造したらこうなるのか。

 子供の玩具のような独特の美しさはあると思う。しかしあまり「カワイイ」という気になれない。