2020-11-06 アイの実 街の花 都市農業 タデ科らしい植物が畑の片隅にある。野草のイヌタデよりずっと大型で50㎝以上ある。これは何だろう?と思ったら、藍染めに使うアイであった。草木染め愛好の方が栽培されているものだ。 タデの仲間は花びらがなく、紅い花被(ガクのようなもの)が開いて雄シベ雌シベを出すのが開花である。その後再び花被を閉じ、中に黒い種ができる。その間花序は紅いままである。今の時期は花後の実の状態と思われる。 葉は干し固めて発酵させると濃い藍色に変わる(藍玉)。元の植物の色からは想像もつかない色になるのが面白い。