植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コガモたち勢ぞろい

いつもの街中の川。遅れていたコガモたちも到着したようだ。数えると画面の外にいるものも含めて24羽確認できた。なんか嬉しい。川沿いに1kmほど歩いたがここだけに集合している。 中央の一羽大きいのは紛れ込んだカルガモだ。コガモたちは気にしていない…

里山のお花畑

気持ちの良い晴れの日が続く。多摩丘陵を歩いていると、雑木林の斜面にチラリと白いものが見えた。緩い崖を登って低い茂みを抜けると、白と黄色の花が咲き乱れていた。シラヤマギクとヤクシソウだ。画像は強い日差しのため露出過剰であるが、実際は茂みの中…

木の実草の実10月上旬

雑木林の中を歩いていると様々な草木に実がついていることに気が付く。 ホオノキ(画像上) モクレン科。5,6月に咲くクリーム色の大きな花が咲く。それがドリアンのようなトゲトゲの赤い実に変わっており異様な感じを受ける。一部の実は裂けてツヤのある赤い…

マヤラン(摩耶蘭)

薄暗い雑木林の中の小道の脇で花を付けていた。出会ったのは今回が初めてである。草丈が5㎝ほどしかなく枯れたササのようにしか見えない。多摩丘陵でも見られるとの情報があるので気を付けてはいたが、こんな繊細なものとは思っていなかった。 花はガクが3…

秋の花10月初旬(キク科)

近場に丘陵地の尾根が帯状に残ったところがある。周辺は全て住宅地だが、高度差があるためか開発が及ばず、手つかずの雑木林になっている。その中の小道を歩いた。出会った花はキク科が多かったのでまとめてみた。 コウヤボウキ(画像上) 林下の道沿いに群…

丘陵地の花:初秋

10月1日。涼しい風が吹く中、多摩丘陵を歩いた。いつもとは違う地域である。雑木林は広大なニュータウンと幹線道路で分断されており、住宅地の道端はありふれた雑草ばかりだ。しかしよく見ていくと、生い茂る草の中にかつての里山の秋の花があった。 カラス…

コガモ到着(その2)

10月に入り季節外れの炎暑が収まり過ごしやすくなった。10日ほど前、コガモ(小型のカモ類)が4羽いつもの川に戻ってきたと書いたが、どういうわけがその後が続かなかった。例年ならもっと到着しているはずである。 昨日、7羽が揃って川べりに並んでいるの…