正解はヘクソカズラ。花弁にフリルがついていたり、赤紫のグラデーションで正五角形が浮かんでいたりで、正面からのアップには不思議な魅力がある。花の内部が毛におおわれているのは今回拡大して初めて知った。
最近雑草の話ばかり書いているが、これまた厄介なヤツである。葉から実まで全草に悪臭があるのだ。草取りの時うかつに触るとしばらく匂いが抜けない。経験のない人は名前から匂いを推測してください。
そのにおい成分はメチルメルカプタンとのこと。敢えて挙げないが、日常の「クサイい」ものにはこれか関連成分がよく含まれている。極微量でそれと分かるので、ガスの漏れ検出用にも添加されている。
匂いと言えば、今年も野菜にカメムシが大発生している。これも触ると刺激のある悪臭を出し、エライ目にあう。
この花もカメムシも真夏の風物詩ではあるが…。ウットウシイ話になってしまった。