植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

何の花?

f:id:M_majipan:20190814094925j:plain

 正解はヘクソカズラ。花弁にフリルがついていたり、赤紫のグラデーションで正五角形が浮かんでいたりで、正面からのアップには不思議な魅力がある。花の内部が毛におおわれているのは今回拡大して初めて知った。

 最近雑草の話ばかり書いているが、これまた厄介なヤツである。葉から実まで全草に悪臭があるのだ。草取りの時うかつに触るとしばらく匂いが抜けない。経験のない人は名前から匂いを推測してください。

 そのにおい成分はメチルメルカプタンとのこと。敢えて挙げないが、日常の「クサイい」ものにはこれか関連成分がよく含まれている。極微量でそれと分かるので、ガスの漏れ検出用にも添加されている。

 匂いと言えば、今年も野菜にカメムシが大発生している。これも触ると刺激のある悪臭を出し、エライ目にあう。

 この花もカメムシも真夏の風物詩ではあるが…。ウットウシイ話になってしまった。