植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カザグルマ

クレマチスの季節である。シックな花が目を楽しませてくれる。最近、園芸品種の祖先の一つがカザグルマという名で、日本原産であるとのことを知った。 なんとこれが近場の雑木林に自生している(していた)とのこと。こんなのが散歩の途中で咲いていたら欲し…

ヒメジョオン

これも雑草の花のスキャナー画像の拡大。花弁の一片一片が精巧にできていることに感動する。色合いも、私の好きな菫青色と黄色でなかなか渋い。 この花はハルジオンかヒメジョオンである。外観からはほとんど見分けがつかない。前者は春だけに咲くそうだが、…

ノゲシ

今回は近所に生えている雑草の花をスキャナーで取り込んでみた。デジカメの接写モードではここまで被写界深度が出ない。拡大すると、意外とゴッホのヒマワリみたいなタッチになって面白い。 葉がケシに似ているので野ゲシというそうだ。赤紫っぽい葉と茎で、…

セリバヒエンソウ

の 里山を残した自然公園などで、最近よく見かけるこの花。芹葉飛燕草と書けば、花の形からツバメが想像されてカッコいい。今はその季節だ。しかしこれは中国原産の帰化植物で、在来種保護の観点からは本来居てはいけない植物である。凶暴に種を振りまいたり…

キンランとギンラン(3)

この画像はキンランを真上から接写したものである。こう見ると蘭そのものだが、非常に小さい花である。 キンランとギンランを知った時、貴重なお宝を見つけたようで、豊かな気分だった。接写で拡大すると増々美しい。ところが、夏の頃観に行くと何本もあった…

キンランとギンラン(2)

資料によるとキンランに似た白花のギンラン(銀蘭)という種がある。やはり絶滅危惧種である。昨年は、ギンランを探して里山を歩き回った。いくらかキンランが自生して開花しており嬉しく思った。しかし白花は見つからなかった。 キンランは小さく楚々とした…

キンランとギンラン(1)

今年もそろそろキンランとギンランが咲く季節となった。待ち遠しい。 初めてキンランと出会ったのは、一昨年の春のある時期に、近場の雑木林の中を歩いていた時である。薄暗い林床(りんしょう、樹下の地面)に、鮮やかな黄色だが見落としてしまいそうな小さ…

ホシザクラ

近場の丘陵地にホシザクラ(星桜)という珍しい桜が自生していると知り、探しに行った。あちこち探して三回目にやっと見つけたのが画像の桜である。花が高いところだったので、デジカメのズームで下からなんとか撮った。逆光で赤黒い五芒星☆型のガクが透けて…

コケリンドウ

今年も花の季節が巡ってきた。早春の里山の野草は、小さくて可憐なものが多く、人目につかないが、よく見ると清冽な美があっていつ観ても感動する。これらの花は、咲き続ける路傍の雑草と違って、せいぜい一週間ぐらいで咲き揃って、すぐに実をつけて見えな…

ごあいさつ

キクザキイチゲ 2018.4.1撮影 M_majipanと申します。「マジパン」については、たまに聞いたことはあるが、何なのか全く知らなかった。食べるパンの一種か。はたまた「マジ卍」みたいなやつか。調べてみると、アーモンドの粉と砂糖を練った製菓用ペーストだそ…