
肌寒い小雨が続く。あれほど繁茂していた夏草も勢いがなくなり、枯れ葉が目立つようになった。最近よく行く湧き水の多い里山公園を歩いた。
ヤマジノホトトギス
林縁の足元で見つけた。花びらが水平に開き、花柱(花の中心の白い柱)に斑点がない。よく似たヤマホトトギスは花びらが反り返る。ユリ科。「ヤマジノ(山路の)」に出会ったのは初めてだ。
ハナタデ

湿った場所に生えていた。草丈30~40㎝。花期は8~10月。楚々とした佇まいである。良く生えているイヌタデよりは派手だ。
ノダケ

暗い雑木林の林縁に花穂を伸ばす。濃赤紫色の花は光線によっては黒く見える。セリ科。関東以西の山野に自生。花期は9~11月。
タイアザミ

春のノアザミに対して、晩夏から秋にかけて最も普通に見られるアザミ。花は上を向かず、横向きが多い。総苞片(花の根元の膨らんだトゲトゲ)は反り返る。
クズ

夏の終わりごろ葉の下に花房を付ける。甘い香りが強い。秋の七草の一つ。かつては至る所に蔓延っていたが、食害する虫(コフキゾウムシなど)が増えて落ち着いてきた。
ノアズキ

花に対称性がなく捻じれている。よく似た種類にヤブツルアズキ(大型)がある。日本原産のアズキ(小豆)の原種だ。この植物は三小葉がひし形なのでノアズキと判断した。ヤブツルはやや大型で小葉が三裂する。
シュロソウ

林内の日陰に大きな花序を出していた。暗すぎて露出が悪い。花は直径1cmぐらい。花期は6~8月。緑色の実ができている。シュロソウ科。




































