植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

寒そうな鳥たち その2

前回と同日に撮ったあまり寒そうではない鳥たち ハクセキレイ(画像上) いつも元気なセキレイたち。寒さをものともしないで飛び回っている。縮こまって膨らんでいる感じはない。見ると冬羽根に変わっている。頭が黒く胸の三角模様が大きいのでオスのようだ…

寒そうな鳥たち

いつもとは違う近場の川。今日はこれまでの暖かい日々とは打って変わって猛烈に冷え込んだ。日も差さず暗い。横の道を歩きながら水辺の鳥を写した。皆寒そうに見えるのが面白い。 アオサギ(画像上) 背中を丸めた姿から最初ゴイサギに見えたが模様や飾り羽…

ヤマガキを食する

うちの狭い庭にいつの間にか生えてきたカキノキ。十数年経って高さが4mぐらいになり、ようやく実が収穫できたのが昨年の今頃である。角張った球形をしており、径4.5㎝ぐらいと普通のカキの5、6分の1ぐらいの大きさしかない。ヤマガキという野生種らしい。…

ノギクの花11月初旬

11月に入っても昼間は暑い日が続く。それでも、多摩丘陵を歩いていると様々なノギクの花に出会う。季節はちゃんと進んでいる。秋たけなわだ。 ヤクシソウとシラヤマギク(画像上) 2週間ほど前に見つけたノギクの群生地に行ってみた。ヤクシソウ(黄色)はま…

朝露と地衣類

谷間はしっとりとした空気につつまれ、路面や草むらは朝露で濡れている。道の側面はコンクリートだが一面のコケで緑色が鮮やかだ。一部白くなっている部分がある。地衣類が混じっているようだ。 かすかに光を発している感じがしたので接写して調べてみた。(…

オヤマボクチ

谷間を歩いていて雑木林の林縁で見つけた。キク科アザミの仲間である。花は径4㎝ぐらいある樽(たる)型。近づくと赤紫色のトゲだらけで異様な感じがする。普通のアザミの総苞(そうほう、花全体を包むガク)を大型化したような形だ。倒れているが草丈は1ⅿ以…

谷間の植物:秋

多摩丘陵から高尾山の方につながる山地は最高所でも3-400mで、多くの谷(谷戸、やと)が切れ込んだ複雑な地形をしている。谷戸の道を歩いていくと薄暗い雑木林の中に続いていた。近くに谷川があるので湿度が高くしっとりした空気に包まれている。ここは半日…

川辺の植物

いつもの街中の川。今年は台風や長雨が少なく流されなかったためか植物が多い。といってもコンクリートで固められた川なので、生えているのは護岸の隙間やコンクリが剥がれた川底、溜った土砂による中州などである。日照と水は十分だが、常に増水で流される…