植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ニラの花

例年秋口に畑の端や畦道に群生して咲いているこの白い花。近寄ると結構きれいなのだが名前を知らなかった。雑草として摘んでみてその臭いから初めてニラの花であることを知った。 小さな花が半球形に集まっており、立体的で接写がうまくいかなかったので、一…

ホトトギス(花)

ホトトギスが咲き始めた。10月ぐらいまで咲き続ける。ユリ科にしては花が小さくその代り数多く花をつける。あまり目立たないが、近づいてよく見ると実にユニークな色・模様をしていて驚く。 画像の花は、まるでコバルト色の蛍光を発しているようである。独特…

キツネノカミソリ

8月初めに雑木林の縁の日蔭で群生しているのを見かけた。なんで今頃ヒガンバナが咲いているんだと思ったが、近縁のキツネノカミソリであった。ヒガンバナより色がくすんでいて、花びらも枚数が少なくてあまり反っていない。花の形からユリ科と近い関係にある…

テッポウユリ

近くの住宅街で一斉に白いユリが咲きだした。花弁に筋があったりなかったりなので、テッポウユリかタカサゴユリもしくはその雑種だろう。ヤマユリのような模様が入っていないので清々しい感じがする。 住宅街なのだが、民家の庭だけでなく、道路際や線路際の…

オニドコロ

葉の形からヤマノイモと思っていたこの植物。花が咲いてようやく別種のオニドコロとわかった。よく見ると葉が大きくて丸っこくムカゴがついていない。イモは苦く毒だそうである。食べられないから「オニ」、「トコロ」はよくわからないとのこと。 この花は2…

サルスベリの花

サルスベリの花が盛りだ。今年は6月末から真夏の暑さが続いていたが、景色がいつもと違うと感じていた。7月末にこの花が咲き始めると「ああこれだ」と感じた。それほど夏のイメージだ。青い空、白い雲に良く映える。 花全体を接写で撮ろうとすると、構図が決…

ササゲの花

ササゲというのは畑で栽培される豆の一種である。実(さや)が30cm以上にも伸びてぶら下がるので「ササゲ」というのか。長いインゲン豆みたいな感じだ。さやの中に入っているのは小豆色の小さな豆で、実際小豆の代わりに赤飯に使われる。 ササゲの花は薄赤紫…

イド(Id)の怪物

(しながわ水族館) 人間の意識下の攻撃性のようなものを、「イドの怪物」と言うらしい。妻との会話の中でそれを使うと、どうやら貞子みたいな「井戸の中の怪物」と誤解したようで、話がトンチンカンになってしまった。私も、しっかり意味を把握しているわけ…