植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

タムシバの花芽

よく行く公園の立木。葉を落とした木々の中で、いつの間にか無数の花芽(蕾)をつけていた。花芽はフワッとした毛に覆われている。寒さも底を過ぎてようやく少し暖かさを増した陽光に輝いて見えた。 この木は「タムシバ」と名札が付いており、昨年の春、コブ…

カイツブリ

公園の池。小型の黒っぽい水鳥が2羽で住み着いている。警戒心が強く、いつも広い水面の中心付近を泳いでいる。今日たまたま岸の歩道に近い所にいるのを見つけた。やはりカイツブリだ。カメラを向けようとすると瞬間で水に潜ってしまう。15~20秒して2,3m離…

モウソウチク(孟宗竹)

多摩丘陵の竹林。かつての里山ではよく手入れされていたが、最近は放置されて荒れてしまった竹林を見ることが多い。ここは私の属するNPOで管理しており、冬の間に古くて黄色くなったり倒れたりしたものを切って整理している。春から初夏にかけての緑したたる…

ロウバイ2023

もう大寒。一年で最も寒い時期に咲く花だ。ロウ細工のような半透明の黄色い花が満開である。寒さの中で甘い香りを放っている。黄葉した葉が残っていて、鑑賞という点からはちょっと残念。寒さが厳しい年は12月中に葉がほとんど落ちてしまい、花だけのスッキ…

クリスマスローズ

ビルの谷間の公園にある築山のようなところに植えられていたもの。葉ばかり茂ってクリスマスにも花が咲かない。変だなと思っていると、いつの間にか葉が黄変して枯れるとともに、中心部に新しい葉が出て花が咲いている。地面すれすれで俯いてはいるが、薄緑…

ハンノキの花芽

丘陵地の斜面で見つけた奇妙な木。赤黒いチューブ状のものを無数に付けており全体が黒く見える。冬枯れの木々の中では異様である。よく見ると昨年の丸い実が残っていてハンノキ(カバノキ科)の仲間と分かった。湿地を好むハンノキと違って、乾燥したところ…

中空土偶

冬晴れの某日、東京都町田市の考古資料館を訪れた。うれしいことにガラス越しだが撮影可だ。目玉は縄文時代後期(約3300年前)の中空土偶(ちゅうくうどぐう)頭部である。多摩丘陵の一角の田端東遺跡の集団墓から出土したもので、近くにはストーンサークル…

コガモたちのアイドル

いつもの川。例によってコガモたちが集まって朝からワイワイやっている。まだ寝ているものもいるが、流れに首を突っ込んで食事中のようだ。その中に水面をクルクル泳ぎ回っている集団がいる。そこだけ他と動きが違う。 画像ではうまく撮れなかったが、5,6…

ユリカモメ

正月も3日。天気も良いし急に海が見たくなって横浜みなとみらい地区の臨港パークにやってきた。一応近場である。途中のビル街は閑散としていたが、埠頭まで来ると海を眺めたり、散歩したりする人が結構いる。広々として明るくて気持ちが良い。 海の向こうに…

都市河川のカモ

マガモのいた川で見かけたカモの仲間2種。やはり北で繁殖して秋冬に飛来する冬鳥で、習性も似ている。いずれも2~3羽で水面を行ったり来たりして泳いでいる。 ヒドリガモ(画像上) 手前♂、奥♀。画像でははっきりしないが、他のカモ類に比べて身体全体が赤…

マガモのカップル

少し前にオオバン(鳥)を見た都市河川。沿道を逆コースで下ってみた。晴れて寒いが正月で空気が澄んでおり、歩くと気持ちが良い。すぐ目に入ってきたのがマガモである。画像ではオスメス寄り添って泳いでいるが、じつは一緒にいたのはオス1羽とメス2羽で、…