多摩丘陵の畑の片隅にツルを広げて咲いていた。花は直径2㎝ぐらいで、ラッパ型をしており、浅く五裂して先がとがる。まさに小さなアサガオである。花は薄いピンクとブルーが混じったような微妙な色である。花後はガク片が反り返る。
よく似た類縁のミニアサガオは種類が多い。アメリカアサガオは葉が五裂する。また、この花は雄シベの葯が白いが、マメアサガオとは葯が赤紫色である点が異なる。また、ホシアサガオは花の中心部が紫色になる。
北アメリカ原産の帰化植物である。普通のアサガオと同じヒルガオ科サツマイモ属だ。そういえば葉がハート形でサツマイモと似ている。花期は8-11月とされている。ただしさすがに今の時期になると風雨にやられて花も葉も相当傷んだ感じになっている。