植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コガモ到着

いつもの街中の川。今年も北からコガモ(小鴨)たちが越冬のため戻ってきた。日本のカモ類の中では一番小型の種類である。今後次々と到着するはずである。 一昨日久々に見かけた。4羽おり盛んに羽根繕いをしていた。今は流れに首を突っ込んで川底の藻を食べ…

9月中旬里山の花

近場の住宅地。低い丘陵が自然公園として残されている。草刈りなど手入れがされておりかつての里山の植物がみられる。まだ蒸し暑い日曜日に歩いた。 ハギの花と黄蝶(画像上) 秋の七草にも入っている萩の花は今盛りだった。少し派手なので園芸種のミヤギノ…

9月上旬の木の実

9月半ばを過ぎても焼けるような日差しの日々が続く。そんな時、公園や雑木林で見かけた木の実。まだ緑の葉が繁っていて目立たないが季節は着実に進んでいる。 エノキ(画像上) オレンジ色の実は熟すと甘く、食べられる。秋から冬にかけての野鳥の食料にな…

石神井公園で見られた植物

前回の続きで、水辺のもの以外の植物を見ていく。 牧野富太郎が94歳で亡くなったのは1957年(昭和32年)で、その頃の石神井池の周辺はまだ田畑や雑木林が広がっていたと思う。公園の周辺には昔の自然環境やかつての人々の営為の名残と思われる植物が残ってい…

石神井(しゃくじい)池:水辺の植物

牧野記念公園から街の中を15分ぐらい歩くと石神井公園に出る。細長い池を中心にした広大な公園である。池の水は不透明だが明るい色で、周辺に緑が多い。水辺特有の植物を中心に見て回った。 ラクウショウ(画像上) メタセコイアとよく似た目立つ 木だ(画像…

牧野記念庭園

NHKの朝ドラで注目が集まっている牧野富太郎。その旧居が東京都練馬区の西武線大泉学園駅近くにあり公園として保存されている。9月に入ったとはいえまだ暑い日曜日、現地を訪れた。住宅地の中だが遠目に少し変わった印象を与える高木(ダイオウマツなど)が…

9月初旬 街の花

9月に入り朝晩は秋のきざしを感じるようになったが、昼間は十分暑い。そんな時街を歩いていて見かけた花。 フウセンカズラ(画像上) 民家のフェンスに絡んでいたもの。花(画像上)は5㎜ぐらいと小さくほとんど目立たない。拡大すると船のスクリューのよ…