植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月中旬の花

最近晴れると日差しが強く感じられ空気も湿気を帯びてきて夏の気配だ。今の時期、草木は葉をぐんぐんと伸ばしているところで花を付けているものは少ない。ここ10日ぐらいで街や近場の丘陵地で見かけた花。 ヤマボウシ(画像上) 公園にあった大木。木全体を…

ホオズキの花

畑の片隅。花がほぼ終わったアイリスの植え込みに交じってホオズキが花を付けていた。同じナス科のジャガイモやピーマンと形が似ている。葉の付け根に付いていて真下を向いているため接写しにくい。結局撮れたのはほぼ真横からだ。 花は五角形で径2.5㎝ぐ…

5月初旬の野の花(青、紫)

連休中に近場の低山で出会った花。 ホタルカズラ(画像上) ムラサキ科。一度近くの里山で見かけたことがある。今回は山の中の林縁に固まって生えていた。 ハンショウヅル(半鐘蔓、画像下) キンポウゲ科のツル植物。神社の植え込みに絡まっているものを見…

5月初旬の野の花(黄色)

低山の林の中の道を歩いていて出会った植物。少し谷間のようになっていて、たまに木漏れ陽があるぐらいの半日陰。近くに沢があり、所々崖から水がしみだしているような湿気の高い場所である。先ずは一番目立つ黄色の花から。 キンポウゲ(ウマノアシガタ、画…

ニョイスミレとシラユキスミレ

ニョイスミレは近場では一番遅く咲くスミレだ。丘陵地や山地の沢沿いなどやや湿ったところの明るい木陰に群生していることがある。他の草の中から長い花茎を伸ばし小さな花をつける。花色は白く、唇弁(しんべん、下向きの花びら)に紫色のスジの模様が入っ…

マルバウツギ

連休中低山のハイキングコースを歩いた。東京都と神奈川県の境ぐらい。薄暗い林の中の道には花をつけたコゴメウツギ(バラ科)が次々に現れる。それに交じって大きめの白い花を咲かせていたのがこの木だ。本来は円錐形の花序(花の集まり)が立ち上がるが、…

タツナミソウいろいろ

雑木林の林縁の斜面、半日陰のような場所。今は緑の草でいっぱいだ。その中でスッと花穂を伸ばしているのがこの花。澄んだ青紫色が蛍光を発しているようで美しい。多摩丘陵では至るところで見られる。 シソ科の多年草。本州以南に分布する。名前の由来は、花…