近場の考古学
先日東京都町田市出土の中空土偶について紹介した(2023.1.9付)。興味を覚えたので、出土場所まで行ってみた。田端遺跡といい、多摩丘陵の裾あたりに位置する。南西側に相模原台地が大きく開け、かなたに丹沢山地や富士山が望まれる。今はニュータウンの一…
冬晴れの某日、東京都町田市の考古資料館を訪れた。うれしいことにガラス越しだが撮影可だ。目玉は縄文時代後期(約3300年前)の中空土偶(ちゅうくうどぐう)頭部である。多摩丘陵の一角の田端東遺跡の集団墓から出土したもので、近くにはストーンサークル…
画像は曽我の梅林から望遠で見た富士山である。梅との中間にあるのは足柄(あしがら)山地でその右手の尖った山は矢倉岳だ。それぞれ何キロメートルも離れているが、うまい具合に一つの画像に収まった。 遠くからも大変目立つこの二つの山について、いつも思…