正月も3日。天気も良いし急に海が見たくなって横浜みなとみらい地区の臨港パークにやってきた。一応近場である。途中のビル街は閑散としていたが、埠頭まで来ると海を眺めたり、散歩したりする人が結構いる。広々として明るくて気持ちが良い。
海の向こうにはベイブリッジの全体が眺められる。座ってボーッと見ていたら、近くの歩道にカモメが集まってきた。波間に浮かんでいたものが次々と岸壁に飛来してくる。何か食べ物でも見つけたようだがよくわからない。ほとんど人を恐れるような様子はない。
観察すると白い身体に羽根は灰色。先端に黒い縁取りがある。眼の後ろと上の黒点が特徴的。ユリカモメである。近場(南関東)のカモメの大部分はこの鳥だ。年中見かけるような気がするが、これもシベリアなどから渡ってくる冬鳥だ。海辺だけでなく、かなり内陸の川でも見かけることがある。
下の画像は臨港パークに多いクスノキ。暖地性の木で、ツヤのある常緑の葉が公園の風景に似合う。ちょうど青黒い実をいっぱいつけていた。なお背景に見えるのは横浜ランドマークタワーだ。