白花で夏が盛りのイヌホオズキに対して、今頃まで咲いている類縁種である。草丈は50㎝ぐらいだがよく分岐して大きく広がっている。夏草が枯れてきているので目立つようになった。花は径1㎝とやや小ぶりだがたくさんついている。花びらの周辺に紫がかかっており、雄シベのオレンジ色と良いコントラストになっている。別の場所でルリ色に近い花を見たが同じ種類だろうか。
北アメリカ原産のナス科。果実は径7㎜ぐらいの球形で、緑色からツヤのある黒色に変わる。イヌホオズキは実がツヤ消しである点が異なる。花も実もナスを思わせるが、有毒成分を含むらしい。画像の株は葉や茎の紫色が濃い。近縁のムラサキイヌホオズキかもしれない。