植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

5月中旬の花

最近晴れると日差しが強く感じられ空気も湿気を帯びてきて夏の気配だ。今の時期、草木は葉をぐんぐんと伸ばしているところで花を付けているものは少ない。ここ10日ぐらいで街や近場の丘陵地で見かけた花。

 

ヤマボウシ(画像上)

公園にあった大木。木全体を覆う花が見事だったので思わず撮影した。野山に自生しているが、最近は街角や民家の庭に植えられていることが多い。

 

ノアザミ(画像下)

草刈りがされて日当たりが良くなった里山の斜面の草原(くさはら)に点々とみられた。

 

イボタノキ

雑木林の林縁の低木。葉は楕円形の小葉が対生していて独特である。少し癖のある強い香りでもすぐわかる。今は咲いている花が少ないせいかハチやハナムグリの仲間がたくさん来ていた。

 

フタリシズカ

先月の咲き始めのころは花穂が2本のものが多かった。今頃になると数が増えて画像のもののように5本もあることがある。「二人静か」とは言えないが、楚々とした感じは変わらない。一緒に写っているのはハルジオン。