植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

カルガモの食事

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今日は2羽揃って逆立ちして食事中である。何度も繰り返している。見事にお尻があがっておりシンクロナイズドスイミングなら高得点だ。

 

いつもの街中の川。コガモたちに交ってカルガモが泳いでいるのをよく見かける。群れが集まる場所は住み分けているようだが、縄張りがある様子はない。植物食のコガモに対して、植物も食べる雑食性であり、水草はたっぷりあるので対立しないのだろう。

 

大きさは見た感じでコガモの2倍近くある。黒いくちばしの先の鮮やかな黄色が特徴である。茶色の網目状の模様の羽はオスメスほとんど差がない。オスメス並んでいるとオスの方がやや黒っぽく見えるのだが、画像の2羽は見分けられなかった。

 

カルガモは渡り(わたり)をしないいわゆる留鳥(りゅうちょう)だ。一年中日本に留まって繁殖する。そのため他のカモが北に帰ってしまう夏に見かけるカモといえばまずこれである。以前はそのことを知らなかったので、運動嫌いのぐうたらな奴だと思っていた。そのうち飛べなくなってアヒルになってしまうよ、などと言っていた覚えがある。大きなお世話だったわけだ。ちなみに彼らは高速で豪快に飛行する。