植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ハスの花2021

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朝、家の外に出るとムッとした湿った風を感じた。台風が運んできた南方の空気だ。

 

南方の花といえばハスである。いつ見てもインドやエジプトのような熱帯のイメージがある。7月半ばから咲き始めるが、今年はまだ咲いている。台風の影響の雨で葉に水滴がいっぱい残っている。

 

例年より大きく開いているような印象があったので調べてみた。ハスの花は早朝に開いて昼頃閉じる。それを4回繰り返し、最後に花びらを落として散っていくとのことである。画像は4日目に近いのかもしれない。

 

中央の黄色いシャワーヘッドのような花托(かたく、花びらの台)は、花後に肥大して蜂の巣そっくりの実になる。そのため「ハチス(蜂巣)」というのが名前の由来である。

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