朝、家の外に出るとムッとした湿った風を感じた。台風が運んできた南方の空気だ。
南方の花といえばハスである。いつ見てもインドやエジプトのような熱帯のイメージがある。7月半ばから咲き始めるが、今年はまだ咲いている。台風の影響の雨で葉に水滴がいっぱい残っている。
例年より大きく開いているような印象があったので調べてみた。ハスの花は早朝に開いて昼頃閉じる。それを4回繰り返し、最後に花びらを落として散っていくとのことである。画像は4日目に近いのかもしれない。
中央の黄色いシャワーヘッドのような花托(かたく、花びらの台)は、花後に肥大して蜂の巣そっくりの実になる。そのため「ハチス(蜂巣)」というのが名前の由来である。