植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

若い木の実6月初旬

若葉が鬱蒼とした暗い雑木林の中も道沿いは木漏れ日でやや明るい。4、5月に花を咲かせていた木々が緑の実を付けていた。葉と同じ色なのでよく見ないと分からない。

 

ツリバナ(画像上、花は2023年4月25日)

ニシキギ科の低木。五分割の線が入った緑色の実が長い柄でぶら下がっている。漢字では吊花と書く。5月上旬には五弁の花が風に揺れていた。

 

カマツカ(画像下、花は2023年4月25日)

サクラに似た葉に隠れてしまって同じ色の実はわかりにくい。バラ科でゴールデンウイーク頃に白い五弁の花が固まって咲く。

 

マユミ

ニシキギ科。実は四角い袋状をしている。秋には薄赤色に変わって裂け、中から真っ赤な種が出てくる。その美しさが愛でられて民家の庭などでもよく見かける。

 

サルトリイバラ

先日地味な花を紹介した。今は緑の丸い実に変わっており秋には赤く色づく。