公園の池。広さと深さがあるため、2羽のカイツブリが住み着いている。小柄で黒茶色の地味な鳥だ。雌雄同色なのでカップルかどうかはわからない。警戒心が強くて近づけなかったが、望遠レンズのおかげで細かい特徴がわかるようになった。
全身黒光りする羽色で、目の後ろから首にかけて赤茶色。目の下の白斑が目立つ。丸い眼は瞳孔が点でトボけた感じだ。潜水からあがったところで水滴がたくさん付いている。
数分おきに潜水し、3,4m離れたところに浮かび上がる。潜るのも浮かび上がるのも実にスムーズで水面にはほとんど波紋が立たない。まさに潜水の達人である。シャッターを押した瞬間に潜ったのが2番目の画像で、口から出たのか小さな泡が見えるだけである。
下の画像は別の日に見たキンクロハジロのメス。これも潜る種類だ。目が鋭いのと全身黒色系ですごい迫力を感じる。