植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ホシハジロのカップル

一年前にカイツブリを見た公園の池に行ってみたところ、今回はホシハジロ(星羽白)が泳いでいた。オスメスのペアが二組、ジグザグにだんだん近づいてくる。その間、潜水(せんすい)を繰り返しており、2分ぐらい水中に消えることもあった。

 

赤茶色の頭と白い羽根が特徴。オスの目が赤く、これを星に見立てたのが名前の由来だ。この画像では光線の関係か赤く光って見える。一方メスは全体に黒っぽく例によって地味な感じである。目の後ろに白い線がある。水からあがったばかりなので水滴がたくさん付いている。

 

ガンカモ科の冬鳥。シベリアの奥地から渡ってくる。水に潜って餌をとるタイプのカモの代表である。食べるのは小魚、水生昆虫や水草など。ある程度深さと広さのある静止した水面を好むようで、近場の都市河川では見たことがない。