植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

3月初旬の花

春を通り越して初夏を思わせるような日があったと思ったら翌日は真冬のような冷たい雨が降る。極端な気温の変化は温暖化によるものなのか。均せば暖かい方になるだろう。様々な植物の固いツボミが動き出した。2月末から3月初旬の花。

 

ネコヤナギ(画像上)

 白銀の産毛(うぶげ)に覆われたツボミは暖かそうである。一つ二つ花が咲き始めている。

 

ハナモモ(画像下)

 いつもの街中の川の護岸や中州に木が生えていて花を付けている。どこかの庭から実(種)が流れてきて野生化したものか。

 

フクジュソウ 

真冬に花が咲く草は貴重だ。多彩な園芸種を見かける。

 

アセビ 

近づくと甘い香りを感じる。地味な木だが、今の時期は花が咲いて民家の庭や雑木林の中など至る所に生えていることがわかる。最近は派手な品種もある。

 

ミツマタ 

小さいツボミは銀色をしている。すぐに大きくなって、開花すると花びらは明るい黄色だ。

 

キブシ 

まだツボミがわずかに膨らんだ程度だ。今後暖かい日があると一気に花房が伸びて垂れ下がる。花が木全体をおおう様子は早春の風物詩だ。