植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

早春の野原

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今日は雲が多いが陽射しがあり暖かい。JR横浜線八王子の一つ手前片倉にある城址公園。本当はカタクリの花を見に来たのだが少し早かったようだ。まだ葉だけでツボミが膨らんだものを1株見つけたのみだ。

 

ここは城跡だけに丘陵上が人工的に広い平坦地になっている。一部は畑だが、他は今時、市街地では珍しい「野原」になっている。

 

赤紫の花はご存じホトケノザ。目立たない白い小さな花のタネツケバナナズナは同じほど多く生えている。ハコベの白い花やオオイヌノフグリ青い花は地面に近いので見えない。早春の日向の花が勢揃いだ。たまにツクシ(スギナ)を見つけると嬉しい。カラスノエンドウは大きな株になっているが花はまだだ。ついこの間まで枯草だけで、何も生えていなかったと思う。