強い北風が吹いて寒い日の午後、郊外の公園の梅林に行った。いま満開だが人はほとんどいない。先日街中のカンツバキに来るメジロを撮ろうとしたがうまくいかなかった。今日はそのリベンジだ。予想通り5、6羽の群れがいた。花の中を動き回って一心不乱に蜜を吸っている。ちょっと近づくぐらいでは前回のように逃げていかない。
頭から羽根にかけて黄緑色で柔らかい若草を思わせる。腹側は茶色がかった白。喉のあたりとおしりが黄色い。目の周りの白い輪が特徴的だ。小さな黒いクチバシがちょこんと付いている。ストローのようにして花の蜜を吸っているのだろうか。
冬の間、蜜源の花はサザンカ(カンツバキを含む)から始まり初春のウメに移る。これからは早春のツバキだ。近くの神社のヤブツバキの大木がポツリポツリと花を付け始めていた。