植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

もうすぐ開花

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2月になった。前回の公園で見つけた木の花のつぼみ。

 

これは白梅。だいぶ膨らんで花びらがちょっと顔をのぞかせている。暖かい日があれば開くだろう。思い出すのは、小田原の近くの曽我(そが)の梅林だ。早い年は2月初旬から見ごろになる。山と海の絶妙の配置で、北風が入らず陽光が集まる。そこだけ春なのである。白梅が丘陵全体を覆う。おすすめです。

 

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アセビ。いつの間にか花芽が広がってつぼみになっている。これも陽だまりなどでは開花はもうすぐ。壺形の白い小さな花の集合だ。ピンクの園芸種はけっこう派手である。どこかお菓子を思わせる甘い香りがある。ただし有毒。

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ハナモモ。花期は3月だが、花芽を覆うウブ毛が温かそうなので挙げた。

 

他に2月の木の花といえばマンサク(「先ず咲く」が訛った)がある。ヒイラギナンテンミツマタも早い。全部黄色の花である。赤いヤブツバキの花期は2月下旬だ。カワヅザクラは早咲きの交配種なので別格。楽しみだ。