植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

水辺の鳥2024(その2)

ツグミ(画像上)

川岸に赤茶色の鳥が見えた。大きさはムクドリぐらいか。画像を見るとくっきりしたモザイクのような羽根だ。派手な模様なのに周囲にまぎれてしまう。名前は聞いたことがあったが見るのは初めてである。ヒタキ科。中国中南部やロシア東部から冬越しでやってくる冬鳥。昔はたくさんいたが今は減ってしまっている。

 

ダイサギ(画像下)

シラサギには大中小がある。いつもの街中の川ではコサギ(小鷺)は時々見るが、ダイサギ(大鷺)は来たことがない。身体が大きいだけに広い環境が必要なようだ。この川は幅と深さがあって小魚が多いので住みやすいのだろう。黄色のクチバシと、眼の前の青い模様が目の後ろまで伸びているのが特徴だ。なお、チュウサギ(中鷺)は数が少ない。

 

オカヨシガモカップ

オス(手前)は頭が茶色で羽根が灰色と黒というシックな装いのガンカモ類だ。メスは例によって一緒にいないと種類がわからない。

 

ヒドリガモカップ

オスの頭は赤茶色で額から頭頂にかけて黄色いのが目立つ。羽根は灰色から黒のグラデーションである。首がやや短い。目の周りがメイクをしたようで優しい感じに見える。

 

キセキレイ

動きが素早く、飛ぶと黄色い何かがひらめく感じ。好きな鳥だ。