植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

朝のコガモ

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これもいつもの街中の川。コガモ(小型のカモ類の一種、子鴨ではない)の群れが居着いて生活している。足元に食草の藻が見える。赤茶色の頭に目の周りが緑色なのがオス、右上の茶色の斑点模様がメスである。

 

場所は、川の曲がり具合と周辺のビルの高さの関係で、朝から日当たりが良いところを選んでいるようである。土手のせいで風も吹き抜けない。コンクリートの護岸が浅瀬のようになっていて、足先だけ水につけている。冷たくないのかと思うが、水鳥はみんな同じようにしているので大丈夫なのだろう。

 

画像は午前8時半ごろの様子である。まだ寝ているみたいだ。しかし画像を拡大して気づいたのだがオスの目が開いている。カメラを構えた私の方を見ているようだ。一方、2羽のメスの方は頭を背中の羽根の中に入れている。

 

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なるほど警戒は怠らないというわけか。住宅地の中なので野良猫や肉食の鳥は見かけないが、水中や陸上にはまだ天敵がいる。だから岸から少し離れた浅瀬のようなところで眠るのだろう。土手の真上まで近づいたが動かない。人間(私)は、とりあえず敵認定はされていないようだ。