川沿いに多く生えているトウネズミモチの実がなくなっている。ムクドリの群れが食べてしまったようだ。画像では刈り取られた田んぼの落穂をつついているところだ。
ムクドリ科。住宅地などに普通に見られる鳥だ。大きさは隣にいるスズメと比べて分かるように25㎝ぐらい。全身灰黒色で、クチバシと足がオレンジ色で目立つ。顔のあたりが白っぽく、まだら模様になってものもいる。
ムクノキ(椋木)の実を好み集まることが名前の由来である。夏場は虫を食べてくれるが、人家の近くで群れているため鳴き声やフン害で迷惑視される。下の画像は葉の落ちた木に並んでいるところ。枝が複雑に絡んでおりねぐらとして安全なのだろう。
道すがらあちこちで咲いていたウメの花。冬枯れの風景の中で甘い香りを放っていた。