植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ムクドリ

川沿いに多く生えているトウネズミモチの実がなくなっている。ムクドリの群れが食べてしまったようだ。画像では刈り取られた田んぼの落穂をつついているところだ。

 

ムクドリ科。住宅地などに普通に見られる鳥だ。大きさは隣にいるスズメと比べて分かるように25㎝ぐらい。全身灰黒色で、クチバシと足がオレンジ色で目立つ。顔のあたりが白っぽく、まだら模様になってものもいる。

 

ムクノキ(椋木)の実を好み集まることが名前の由来である。夏場は虫を食べてくれるが、人家の近くで群れているため鳴き声やフン害で迷惑視される。下の画像は葉の落ちた木に並んでいるところ。枝が複雑に絡んでおりねぐらとして安全なのだろう。

 

道すがらあちこちで咲いていたウメの花。冬枯れの風景の中で甘い香りを放っていた。