キジバト(画像上)
近くで「デーデー、ポッポー」という鳴き声が聞こえる。探すと高いところの電線にとまっていた。頭とクチバシの形が特徴的で、明るい空に対するシルエットでも見分けられる。画像は振り向いた後ろ姿で眼光に迫力がある。ウロコ様の羽根模様はタトゥーみたいだ。
街中で見られるハトは2種類。ドバト(いわゆる伝書鳩の野生化したもの)とこのキジバトである。ドバトは鼻にコブがあり羽根模様も違うので簡単に見分けられる。
ヒヨドリ(画像下)
近所を歩いているとスズメより大きな灰色の鳥が目の前をよぎった。追ったが木の茂みなどに紛れてはっきりとした姿がわからない。ようやくTVアンテナにとまっているものを見つけた。ボサボサした頭の羽根、首筋の赤黒い線、胸のまだら模様が特徴的だ。
スズメ
葉が落ちたカキノキに群れていた。残った実をつついているようだ。特徴はわかっているつもりだったが、改めて見てみるとなかなか味のある羽根模様だ。
カラス
奇妙に曲がったしだれ桜の枝にとまっていた。真っ黒で羽根がケバ立っているのには何とも禍々(まがまが)しい「凶」の印象を受ける。
街で見られるカラスも2種類あり、クチバシの形と頭の羽根の様子からハシブトガラスと思われる。そのうちもう一種のハシボソガラスと比較してみたい。