植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

4月初旬の野の花

 

ここ1,2週間、多摩丘陵のあちこちで見つけた花の画像集。

 

イチリンソウ(上)は神社の林縁で毎年花をつけている。今年は花が多いようだ。本当に1輪ずつ咲く。すぐ近くにニリンソウの葉が見えたが花はまだだった。画像下は1週間後のもの。こう見ると似ているようで全然違う。

 

 

丘陵地の広い斜面は草刈りがされており、今は至る所でタチツボスミレの花が咲いている。薄紫に、所々キジムシロの黄色い花という春らしい色のコントラストだ。

 

 

しばらく歩いていると、赤紫色のゾーンがあった。アカネスミレのようだ。普通のスミレに似ているが花色、葉の形と細かい毛が密生することで見分けられる。なお、平地に多い普通のスミレやヒメスミレは見かけない。

 

 

また別の場所ではヒトリシズカの変わった花。花びらを持たないが、不思議に清楚な感じがする。

 

 

雑木林の林縁でもうヤマブキが花をつけていた。GWごろと思っていたが今年は早いのかもしれない。