7月半ばにしてまた梅雨が戻ってきたようだ。ふと道路沿いの空き地を見るとエノコログサの花穂であふれかえっている。つい最近までは見えなかったと思う。最近の高温と雨で一気に伸びてきたようだ。
ここは春先からカラスノエンドウが群落になっており、それが黒くなって枯れた後はツユクサなどが咲いていた場所である。一方、画像奥にはススキがもう伸び始めており、次々と植物が遷(うつ)り変わっていくのに季節を感じる。
イネ科の1年草。花茎は少し斜めに出て長さは1m近くある。穂は長さ8~10㎝あり垂れる。どこでも見かける雑草だが、今年は特に多いように思う。