植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

6月の果樹

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多摩丘陵のなだらかな斜面は果樹園として利用されていることが多い。雲の多い晴れの日に果樹を見て回った。時折湿気を帯びた涼しい風が吹き、気持ちが良い。

 

都会近郊のためか、ケーキに用いられるような欧米系の果物が多い。梅の収穫は終わった後、今の時期ほかの果物の実はほとんど未熟だが、どんどん膨らんでいる。収穫の時期が楽しみだ。

 

左上:ブルーベリーの実は色から見て収穫はまだちょっと早いかな。近年よく見かける樹種である。春の独特の花も美しかったが、実が鈴なりになっているのもなかなか見ごたえがある。

 

右上:キウイフルーツ。小さな実にはまだ花の跡が残っている。熟すのはだいぶ先で10月から11月頃ある。今は季節が逆のニュージーランド産などが出回っている。

 

左下:カキ。この付近は昔から柿が名産とのことだ。今は少なくなったが、古い農家には必ず柿の木があった。種類が色々ある。これはジロウガキの系統であろう。

 

右下:ブドウの木には緑の実がどっさり付いている。ワイン用の樹種とのことで、ぶどう棚ではなく垣根仕立てになっている。見ていると付近の丘陵地がヨーロッパの雰囲気になる。

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