少し汗ばむような日々。近場の雑木林で見つけた木の実4種類である。場所は以前花が咲いていたところ。あれから1-2か月。いずれも長径1㎝ぐらいの大きさで、甘くて食べられる。
上の二つはキイチゴの仲間である。クサイチゴ(草苺、左上)は実が葉の上に突き出しており、鳥に食べられたのかあまり残っていない。一方、モミジイチゴ(紅葉苺、右上)は大きくなった葉の下に隠れ、トゲも多いことから結構残っている。
左下は、ウグイスカグラ(鶯神楽)。ごく小さな花からは想像できないような実だ。花の頃より葉が大きくなっており、その下に隠れて見つけにくい。枝をちょっと持ち上げると色鮮やかな赤い実が現れた。
最後の右下は、童謡『赤とんぼ』で有名な桑の実だ。近隣から養蚕が無くなって久しいと思うが結構残っている。畑の縁の大きな桑の木が実をどっさりつけていた。