雑木林の林縁の道に黄色い花が咲き乱れていた。道沿いにずっとこの景色が続く。いろいろな種類があるが、全てキク科なのが面白い。このブログをやっていて名前がわかるようになった。
花だけ見ると、大きくて花弁がこんもりしているのはブタナ。同じぐらいの大きさでやや花弁が少ないのがコウゾリナだ。小さくて花弁が5-6枚のものはニガナで、一番小さいのはコオニタビラコと思われる。すぐ近くでややピークを過ぎたジシバリやハハコグサの群落があった。タンポポは見られない。時期を過ぎたのか、環境が違うのか。
この場所は半日陽が当たらない。田畑の周囲などの陽当たりの良い所ではイネ科の雑草がえげつないくらい繁茂しているが、ここには入り込みにくいようである。その結果、キク科中心の景色ができあがる。ちょっと欧米風なのは外来種が混じっているためか。
地面にはもう次に伸びてくる様々な植物の葉が見える。この景色ももうすぐ夏草にとってかわられる。