小さい黄色の花が長い房状になっており、夏草の中でも結構目立つ。拡大すると五弁で雄シベが多くバラ科の特徴が出ている。
花の根元に棘のようなものがたくさん見える。花の後は根元が三角形に膨らんで実になる。棘の先はかぎ状になっていて、衣服などにくっついて運ばれる。いわゆる「引っ付き虫」植物の一種である。
以前紅白の色分けになっているミズヒキの花を紹介したが、あれはタデ科である。紅白の水引に対して、金の水引というわけだ。
確かに黄色というよりは金の山吹色でメデタイ。結婚式の引き出物用にいいかもしれない。