ブルーベリーはツツジ科なので、花の形が生け垣などでよく見るドウダンツツジに似ている。色合いはベリーの実に似て青紫がかっているため、少し妖しいムードがある。
これはブルーベリー農園で草取りの援農をしたときに撮ったものである。花の下方に見えるスジは防草シートの模様である。根の周りに敷くわけにいかないので、雑草がどんどん生えてくる。この農園は農薬を使わないので、人の手で取るしかない。
「援農」というのは、後継者不足や経営の苦しい農家さんのお手伝いをするボランティア(NPO)である。きつい仕事なのでいくらか報酬をいただいている。都市化する街に残る農地を少しでも整備して残すことが、自分たちの周りの環境を守ることにつながるという考えである。
ブルーべリー摘みの開園は7月ごろである。それまでに何度か除草をする。大変きついが、お客さんは摘んだ実をそのまま口にしても安心である。