植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

夏草や・・・

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 梅雨明けして夏草の季節だ。援農では草取りが主となる。薬を使わないので、炎天下の除草は大変である。しかも、一週間前に小さな芽だったものが、もう作物と同じぐらいに伸びておりいやになる。

 「雑草という名の植物はない」と昭和天皇は言われた。生物学者であられた陛下の御見識である。しかし私は庶民だから「この雑草め!」と罵ってもよいのだ。

 画像はコマツヨイグサである。一般に月見草というが、正式にはマツヨイグサである。この仲間の中では花が小さくて目立たない種類だ。横に這うのであっという間に地面を覆ってしまう。花はよく見ると清楚なのだが、草取りの時は立派な雑草である。