植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

オリーブの実

このところ空梅雨で暑さが厳しく太陽光線がきつい。そんな時でも元気な木の一つだ。南欧風のイメージからか街中でもよく植えられている。

 

日当たりが良く水はけのよい土地を好む。葉は長さ4~6㎝、表が濃緑色で裏が白っぽいが、表面に微細な毛があり全体に銀白色に見える。そのため遠くからでもオリーブと分かる。近づくと緑の実ができていた。長さ2~3㎝。秋には紫色に熟する。オイルを採るだけでなく食用にもされる。

 

モクセイ科の常緑小高木。西アジアや地中海沿岸で古代文明の昔から現在まで広く栽培されたため原産地ははっきりしない。花期は5~7月、花は目立たないがモクセイに似ていて芳香がある。枝先のツブツブは花ではなく小さな実のようだ。