植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ナンテンハギの花

丘陵地の畑の周辺を歩いていると林縁の繁みの一部が紫色に染まっていた。今頃何の花だろうと思って見に行くとナンテンハギが大きな群落を作っていた。こういうものを見つけると嬉しくなる。

 

マメ科ソラマメ属の多年草。複葉はナンテンに似た小葉が2枚で、別名フタバハギ。北海道~九州の山野に生える。花期は6~10月とされているが、近場では11月になってもよく見かける。典型的な蝶型の花は蛍光を発しているような鮮やかな紫色で、ガクのあたりが赤紫色である。