いつもの街中の川。カルガモがのんびり泳いでいる。今日はコサギが水の中を歩いているのを見た。純白の羽色は目立ちいつ見ても優雅だ。時々姿を現すが、すぐいなくなってしまう。
不鮮明な画像で申し訳ないが、後頭部の長い冠羽は2本ある。また尾羽の上部にも飾り羽が生えていて先端が上にカールしている。オスメスは関係なく夏の繁殖期に当たって変化する。なんとなくレースのウエディングドレスを思い浮かべる。冬場は冠羽と飾り羽がなく、全体にアッサリした印象である。
サギ科。渡りをしない留鳥で、本州以南の河川や湖沼などで繁殖する。東~東南アジアに分布する。食べ物は魚、カエル、昆虫と動物食だ。しかし以前紹介したが、この川は雑食性のカルガモが住み着いているうえに、時々やってくるカワウ(河鵜)が魚を根こそぎさらって行ってしまうので、食べ物探しは一苦労だろう。