花期が3-5月なので、この明るい紫色を見ると春のイメージが湧く。鉄道線路の脇などに蒔かれており、花畑になっているのが電車から見えると嬉しくなる。雑草化したものがちょっとした空き地に群生しているのもよく見かける。
アブラナ科で花弁は4枚。ギザギザのある葉などがアブラナとよく似ている。
命名は牧野富太郎だが、漢字で大紫羅欄花、とても読めない。別名はショカツサイ(諸葛菜)とかムラサキハナナ(紫花菜)、ハナダイコン(花大根)とも呼ばれる。全部どこかで見たり聞いたりした名前だ。それだけ愛されている植物なのだろう。