植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

キンクロハジロ

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 町田市の薬師池で見たものである。

 水面を泳いでいるときは、黒色でお腹が白いカモといった感じであるが、飛び立つとき羽を広げると羽の先に白いスジが現れる。目が黄色に光っており金色に見える。というわけで名前がキンクロハジロ(金黒羽白)になったとのこと。ソノマンマである。

 画像は2羽とも雄だ。近くに同じ形であるが色が全体にこげ茶色のグラデーションになっているものがいたが、雌である。見ると3-5羽の群れになっていた。

 よく見るとトボケタ顔をしている。後ろ頭にチョンマゲみたいな冠羽(かんう)があるとのことだが、この角度では見えない。他のカモの仲間と比べると体がガッチリ(メタボ?)しており、そのせいか飛び立つときバタバタするそうである。

 鳥はいつも動いているし近づくと逃げるので、高価な望遠レンズで狙わないと良い写真は難しい。ポケットタイプのデジカメしか持っていないし、近くでしげしげと見たい方の私は、ブログネタにはならないと思っていた。

 しかし街で鳥を見て美しさにハッと気づくこともある。今回は、画像は残念であるがアップしてみることにした。