植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ガウラの花

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 民家の庭先などでよく見かける。左右1.5㎝ぐらいの小さな花を多数付け、初夏からずっと咲き続けている。

 北アメリカ原産のアカバナ科草本マツヨイグサと同属だが、4枚の花弁が上に偏り、長い雄シベ雌シベが下向きに出る。そのため白い蝶が羽を拡げているように見える。別名白蝶草(はくちょうそう)。白い花弁に対して、ツボミやガクが紅色で、良いアクセントになっている。最近は、花弁もピンクの園芸種も出ておりより華やかだ。

 耐暑性、耐寒性とも強く、丈夫で育てやすい。しかし近場ではまだ逃げ出して野生化したものはないようだ。