民家の庭先などでよく見かける。左右1.5㎝ぐらいの小さな花を多数付け、初夏からずっと咲き続けている。
北アメリカ原産のアカバナ科草本。マツヨイグサと同属だが、4枚の花弁が上に偏り、長い雄シベ雌シベが下向きに出る。そのため白い蝶が羽を拡げているように見える。別名白蝶草(はくちょうそう)。白い花弁に対して、ツボミやガクが紅色で、良いアクセントになっている。最近は、花弁もピンクの園芸種も出ておりより華やかだ。
耐暑性、耐寒性とも強く、丈夫で育てやすい。しかし近場ではまだ逃げ出して野生化したものはないようだ。