植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

森ビル科ヒルズ属

f:id:M_majipan:20220118041412j:plain

多摩丘陵の林の中は大好きだが、都会も嫌いではない。たまに都心に出て精神のバランスをとっている。コロナのせいでご無沙汰だったので、久しぶりだ。来てみると大きく様変わりしていた。再開発のためクレーンだらけで迫力ある景色である。

 

神谷町(かみやちょう)のオランダヒルズ(オランダ大使館の隣)のテラスから北西に六本木の方を望む、右端に最初のアークヒルズ。左端後方に六本木ヒルズが見える。正面右の青白いものは最近できた仙石山(せんごくやま)森タワーとのこと。あとは重なっていてよくわからない。それぞれ個性的である。ちなみに東京タワーの位置は背後になる。

 

いつもの調子で植物に例えると、高層ビル群はほとんど森ビル科ヒルズ属だ。すごい繁殖力で在来種の古いビル群を駆逐している。ところで、建物がなくなるとこの辺りもかなり高低差のある丘陵地であることがわかる。「ヒルズ」というのはビバリーヒルズのような山の手の高級住宅地の意味だと思っていたが、文字通り武蔵野丘陵が名前の由来だったのか。