道端の草むらの中に、今年もヒルガオが咲きだした。白に近いピンク色で、「地味な花だな…」と思いつつデジカメに収めた。帰宅して画面で見ていると家内が興味を示した。ドラマや映画で「昼顔」が話題であったらしい。
ヒルガオについて検索してみると、よく似たコヒルガオという種類があることが分かった。全体に小ぶりで、花色も薄い傾向があり、葉の形も微妙に違うそうだ。しかし個体差が大きくて決定的ではないとのこと。そこで花柄(花のついている茎)を拡大してみると、縮れたシワのようなスジ(翼、よく)が見えて、コヒルガオであることが判明した。ヒルガオにこの特徴はない。デジカメは拡大が容易でこんなとき便利である。
種ができることはまれで、地下茎で増える。そのため草刈りされてもすぐまた伸びてくる。可愛い花ながら立派な雑草である。