植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

カマキリの幼虫

道端でイネ科の雑草(カモジグサ?)の花を接写していたら、カマキリの赤ちゃんが写りこんだ。体長は1㎝もないのでおそらく孵化(ふか)したばかりだろう。モスグリーンの体色は保護色になっており注意しないといることもわからない。

 

カマキリは10月頃に交尾・産卵する。卵はスポンジのかけらのような感じの卵のうの中で冬越しして、4,5月に孵化する。一度だけ卵のうから幼虫がワラワラ出てくるところを見たことがある。近場でよく見るカマキリは何種類かあるが今の段階ではわからない。卵のうの形がわかればある程度推測できるのだが。

 

画像のように超小型ながら立派にカマキリの形をしている。肉食で最初はアブラムシやコバエを食べている。夏までに何度か脱皮して成虫になるが、なれるのはほんの一部で、ほとんどは鳥や他の昆虫に食べられてしまう。