植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

暑い日:街中の水鳥たち

梅雨明けしてから連日の炎天でいいかげん参っている。いつもの街中の川の鳥たちはどうしているかというと、水の中を涼しげに泳ぎ回っている。強烈な日差しで温まっていると思うが結構流れがあり、水辺の草木などの日陰もあるのでそこそこ快適だと思う。

 

アオサギ(画像上)

首を伸ばして佇んでいるとスラリとした姿が優美だ。全体に白っぽく羽根も薄い灰色に見える。「アオサギ」のくせにちっとも青くない。しかし、これが冬になると首を縮めて肩をいからせていることが多い。そうすると青黒い模様が強調されて青っぽく見えないこともない。

 

カルガモ(画像下)

一番数が多く、いつも見かける。水流の中で羽根づくろいをしていることが多い。

たまたま赤ちゃんを連れているものに出会った。5月ぐらいから何度か見た光景だが、最近卵から孵ったのだろう。

すぐ下流に成鳥の群れがいた。少しスリムに見えるので春に孵化した若鳥かもしれない。2,3か月で成鳥ぐらいまで大きくなる。街中なので天敵の猛禽や小動物はいないが、カラスや蛇はいる。コンクリートの護岸なので雨が降ると一気に増水して流されてしまう。生き残るのは大変だと思う。今年の春夏は雨が少なかったのでうまく育ったものか。

 

詳しく見ると成鳥との違いが判別できるそうだ。私のデジカメの解像度では無理である。