梅雨明けしてから連日の炎天でいいかげん参っている。いつもの街中の川の鳥たちはどうしているかというと、水の中を涼しげに泳ぎ回っている。強烈な日差しで温まっていると思うが結構流れがあり、水辺の草木などの日陰もあるのでそこそこ快適だと思う。
アオサギ(画像上)
首を伸ばして佇んでいるとスラリとした姿が優美だ。全体に白っぽく羽根も薄い灰色に見える。「アオサギ」のくせにちっとも青くない。しかし、これが冬になると首を縮めて肩をいからせていることが多い。そうすると青黒い模様が強調されて青っぽく見えないこともない。
カルガモ(画像下)
一番数が多く、いつも見かける。水流の中で羽根づくろいをしていることが多い。
たまたま赤ちゃんを連れているものに出会った。5月ぐらいから何度か見た光景だが、最近卵から孵ったのだろう。
すぐ下流に成鳥の群れがいた。少しスリムに見えるので春に孵化した若鳥かもしれない。2,3か月で成鳥ぐらいまで大きくなる。街中なので天敵の猛禽や小動物はいないが、カラスや蛇はいる。コンクリートの護岸なので雨が降ると一気に増水して流されてしまう。生き残るのは大変だと思う。今年の春夏は雨が少なかったのでうまく育ったものか。
詳しく見ると成鳥との違いが判別できるそうだ。私のデジカメの解像度では無理である。