ここのところ天気が変だ。猛暑の時期に雨で低温の日が何日も続いた。ようやく晴れたと思ったら、しょっちゅう黒い雲が現れて通り雨が来る。天気予報は「晴れ、ただし不安定。折り畳み傘を忘れずに」だ。
朝起きると西の空に虹が出ていた。5時40分頃だ。外に出ると、青空が見えているのに肌に細かい雨の感触がある。画像で虹は細長くハカナゲであるが、民家や電信柱の間に一部が見えるとすごく大きく感じる。朝陽の虹なので、朝焼けを反映して七色のうちオレンジ(橙)色が強いようだ。よく見ると外(上)側にごく薄く第二の虹が見える。ダブルの虹を見るのは久しぶりだ。
昔、新幹線から東海道線沿いに虹が見えたことがある。地面から巨大な虹が生えているように見え、それが延々と動いていく。太陽との角度が関連しており、それで光学的な現象とわかるのだが、やはり不思議、というか神秘的に感じた。
10分後。もう消えてしまった。